代表者プロフィール
学歴 | 横浜市立桜丘高等学校卒業 中央大学経済学部経済学科卒業 |
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職歴 | 1991年~2005年 国内損害保険会社勤務
2005年~ 損害保険・生命保険代理店経営 2015年~ 行政書士事務所経営 |
資格 | 行政書士(第15091173号)
宅地建物取引士 ((神奈川)第100094号) 2級FP技能士(損害保険顧客資産相談業務) 2級FP技能士(生命保険顧客資産相談業務) |
民間資格 | AFP(日本FP協会認定 50147513)
相続診断士 住宅ローンアドバイザー |
その他 | IRCA登録 品質マネジメントシステム(ISO9001) 准審査員 |
1965年横浜生まれ 横浜在住
株式会社トータルサポート 代表取締役
北川行政書士法務事務所 代表
経歴概略:
大学卒表後、国内損害保険会社に入社。
配属は業務部で新種保険を担当。(4年間)
社員に対する保険の解説、引受の可否等を担当。
その間にある保険の改定に参加。保険が作られて行く過程を担当者として体験、保険の何たるかを目の当たりにする。。
その後、営業部門と損害調査部門(自動車事故)を経験。14年間勤務。
保険会社退職後、生保、損保の代理店を経営。
2015年より行政書士事務所を開設。
中心業務は交通事故の被害にあわれた人の支援、後遺障害認定申請業務。
現在に至る。
もう少し長い経歴説明: ー時間のある方だけ読んでください。ー
大学卒業後、国内損害保険会社に入社。 配属は業務部。
〇○支社というのを想像していた私は辞令を見て、業務部?何?どこ?でした。
業務部というのは 各拠点で解決できなかった約款の解釈を解説したり、会社として引き受けるべきリスクかどうか判断したり、時には新しい保険の約款や特約の案を考えたり、その契約者だけの内容となる特約書を作ったり、今は違うと思いますが、このリスクをいくらで引き受けるべきか、なんてことをする部署です。
そして担当を命ぜられたのは新種保険。
新種保険? 自動車保険とか火災保険とか傷害保険は知ってるけど新種保険?
大学時代遊び惚けていた私にとっては、またまた 何それ? でした。
新種保険とは大雑把に言うと昔からある損害保険の代表である自動車保険、火災保険、傷害保険以外の保険です。
賠償責任保険、動産総合保険、盗難保険、ガラス保険、建設工事保険、組立保険土木工事保険、ヨット・モーターボート保険、塾総合保険、履行保証保険、役員賠償責任保険(D&O)・・・・
めちゃくちゃ多いんです。
そんなに多くの保険について、大学卒業したての私が各拠点の諸先輩方で解決できなかった問題を解決できるわけがありません。
何だこの配属は! 本当に恨みました。
そして当時私の教育係は凄く優秀な方でした。首都圏の営業担当者、支社長の方々は、その方に聞いた方が解答が確実なので、みんなその方に電話をかけてきました。
そういう訳でその方は私なんぞを教育している時間などありませんでした。
今でも明確に覚えています。
その方はご自身の机と袖机の引き出しを、ダン、ダン、ダン、と全部引き出して言いました。
「この俺の資料全部自由に見ていいから俺に聞くな。」
その後、私がその方に聞けるのは、規定集を読み、約款を読み、解説本を読み、参考資料、判例を確認した上で、基本「この結論でいいと思うんですけど、これでいいでしょうか?」 ということだけになりました。
その方が答えれば1分で終わる質問を30分とか普通にかけて答えていました。
その結果、どうなったか。
少なくとも1年間は私の評判は最悪だったと思います。何だ、あいつは、と・・。
しかし1年くらいそんなことをやっていると私のようなボンクラでも不思議なことが起こってきます。
わからないことを質問されても、どこを確認すれば、何を確認すれば答えが導けるのか、大体わかってくるものなんです。
この案件については、約款のあの条項にこの言葉が入ってなければ有責だな、とか、
この条文の語尾がこういう言葉で終わってるからこう判断する余地があるな、とか。
担当エリアの方々には多大な迷惑をお掛けしましたが、私にとっては凄くためになりました。
そうして苦労して自分で調べて身につけたものと言うものは、しっかり頭に定着するものなんだと知りました。
あの先輩の非常な仕打ちも、私をいち早く成長させるためのものだったんだな、と、今となっては無理やり考えられなくもないです。
そしてその頃、もう一つ私にとって非常にためになることが起きました。
ある保険の特約条項を見直すことと、ハンドブックを作り直すというプロジェクトが発生しました。
当然私の教育係の優秀な先輩がピックアップされたのですが、先輩は忙しくて手が離せないとのことで私が代わりに行くことになりました。
私なんぞがが到底その方の代わりは務まるはずはありませんでした。
しかしながら会社の頭脳といわれる方々とご一緒させていただき、特約条項やハンドブックが作り上げられていく過程に参加させていただき、「保険てこうやって作っていくんだ。」「こういうことを言いたいがためにこの言葉をここに置くんだ。」などと実感できたことは大変貴重な経験でした。
このような経験をさせていただいたおかげで保険というものがどういうものなのか、理解でき、現在にも非常に役に立っております。
その後営業担当となった私なのですが、手術をきっかけに巡り巡って損害調査、いわゆる事故の係を1年経験することになります。
保険会社の職種として大きく分けて業務部門、営業部門、損害調査部門と3つあるのですが、奇しくも私はその3つを全て経験することになりました。
これらは同じ損害保険会社の職種ですが、実際は違う部署でどのようなことをやっているのか、お互いにハッキリとはわかっていません。
しかも、
業務部門:保険約款の細かいところまで精通しなければ仕事にならないところなのですが、さ
らに新種保険という特殊な保険分野を担当させていただいたことで、保険会社の社
員としてもかなりマニアックな経験ができた。
損害調査部門:自動車保険事故を担当したことで、一番多く発生する分野を実際に自分で処理して
きたため、契約者へのアドバイスが実感を持ってできる。
営業部門:保険会社の社歴の半分は営業だったので保険会社の基本が実感としてわかる。
という具合で、結構理想的な経験が出来たと思っております。
そして、その全ての部門を経験した事によって保険会社の流れが実感として感じられることは、今となっては大きな財産となっています。
たとえば、事故にあわれた方から「保険会社からこういうことを言われたんだけどどうすればいいですか?」と聞かれても、経験していなければ”きっと”こういうことだろうな、と規定集などの知識からしか想像できないことも、実際にその場で仕事をしていた私は色々な保険会社の都合なども加味して、このタイミングでこのことを聞いてきたということはこういうことだろうな、というようにアドバイスができていると感じています。
2015年6月より行政書士事務所を開設。
交通事故にあわれた方の後遺障害の認定申請を中心業務としています。
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